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【社長コラム】地震に強い家は、数字だけでは語れない!耐震構造編

こんにちは、アッシュホーム代表の小澤です! 

日本に住む以上、地震は避けられない現実です。
新築住宅を考える際、「耐震等級3」という言葉をよく耳にするかと思います。

確かに国の基準で最も高い耐震性能を表すものですが「等級3だから安心か?」と聞かれれば、私は「それだけでは足りない」と答えると思います。

耐震性能を本当に支えているのは、構造の細部に宿る積み重ねです。

例えば柱。
一般的な仕様では105ミリ角が多いのですが、当社では場面によって120ミリ角を選びます。
わずか1.5センチの差ですが、これが家全体の剛性や耐久性に大きな影響を与えます。

梁の組み方も同じです。
荷重の流れをどう設計するかで、揺れの分散の度合が変わります。
単に「太い梁を入れればいい」ではなく、「どこに、どの向きで、どんな金物で接合するか。」
その一つ一つの判断が、地震のときの粘り強さにつながります。

そして忘れてはならないのが、施工の精度。
設計図通りに金物が入っていなかったり、ボルトの締め込みが甘かったりすれば、どんなに立派な構造計算も無意味になってしまいます。

当社では現場で「ここはナットの締め直しを」とか「筋交いの入り方を見直して」と、細かい指示・確認を行っています。
それは、紙の上では見えない施工のリアルを知っているからです。

耐震構造とは、等級や数値で表せる部分と、図面や現場でしか分からないプロの職人による精度が合わさってはじめて成立するもの。

だから私は胸を張って言いたいんです。
「地震に強い家は、図面と現場の両方に魂を込めた家」だと。

今回は2024年12月竣工の物件をご紹介させていただきます。

①【外観】石目柄のブラックサイディングが映える外観。
アルミのカーポートがクールで洗練された雰囲気を演出。

②【玄関ホール/土間収納】玄関には約2.5帖の土間収納を確保し、天井までの空間を最大限に有効活用できます。アウトドア用品などの大きいものまで収納でき、来客時にはドアを閉めて目隠しすることができます。

③【LDK】明るく開放的な23帖のLDK。
生活動線や視線の抜けがよく、家族が自然と集まりたくなるような、心地よさと機能性を兼ね備えた理想の住まいです。

④【リビング】南面の大きな掃き出し窓からはたっぷりと自然光が差し込み、室内全体をやわらかく照らします。
外庭との一体感も感じられ、室内にいながらも自然との繋がりを楽しめる設計です。

⑤【畳コーナー】小上がりの3帖の和室スペースがあり、リビングとも調和のとれた琉球畳の空間を確保。
吊り収納で圧迫感なく空間が広く感じられます。

⑥【キッチン】木目調の天井とグレーの収納が調和した、落ち着きのあるモダンなキッチン。シンプルながらもデザイン性が高く、使いやすさにもこだわりました。

⑦【洗面】ナチュラルな木目調のキャビネットとストーン調カウンターが上質な印象の洗面スペース。
幅広タイプの洗面化粧台は、複数で同時に使用できるため朝の混雑を解消し、日々の身支度がスムーズに。

⑧【トイレ】手洗いカウンタ―付きのトイレは、ペンダントライトの陰影でお洒落な空間を演出。


その他、平屋物件の施工事例はHPでご案内しています。
ぜひ参考にご覧になってみてください。

🔽施工事例_平屋建て
https://www.ash-home.com/works/?CAT=hiraya

https://www.ash-home.com/works/?CAT=hiraya